百五十年 手に継ぐ 秋田銘菓 / 菓子司つじや

秋田に根をおろし百五十年。大曲の豊かな風土、温かい人々に支えられながら、つじやは、これからも地域伝統の味を守り、伝えていきます。

ほんのり甘い、上質な豆腐と白身の魚肉を主原料とした蒸しかまぼこです。
江戸時代より冠婚葬祭の引き菓子として秋田県大曲・仙北地方に伝えられてきた郷土の伝統菓子で、当店では初代・辻ジュンの味と製法を五代・150年にわたり受け継いでいます。
豆腐と魚すり身を合わせる独特の配合、合成添加物・保存料を一切使用せず、今でも1つ1つ手作りにこだわった「つじやのとうふかまぼこ」は、冠婚葬祭の口取りとして、またご進物やお茶うけにご愛顧いただいております。

【とうふカステラ】は、秋田県南地域で昔からお茶うけとして愛されている郷土菓子であり、豆腐を搾り水分を切った状態で砂糖・卵などを混ぜて焼き上げたものです。
当店のとうふカステラは、豆腐に魚の白身肉を豊富に加えるのが特徴。とうふかまぼこの原料種に全卵・みりんを加えて味を調え、1枚1枚手焼きで焼き上げています。

口に入れるとお餅の食感、噛めば噛むほど小豆あんの風味が広がる、お餅と羊羹の中間のような不思議な食感の『つじやの三杯もち』。赤あん、白あん、ごまあんの三種類の味があり、大正3年のつじや創業当時より、変わらぬ製法・味を守り続けています。地元でも多くの方に認知いただいている、秋田県大曲の特産品です。

サクッとカステラ皮に中はしっとり上質な白あん。頬張れば懐かしい味にほっとする、つじや代々の変わらぬ味で、多くの方に親しまれています。

「大曲の花火(全国花火競技大会)」に代表される花火のまち、秋田県大仙市大曲。その花火を応援する非公認キャラクター「大曲花火男」を美味しくてかわいい最中にしました。
『大曲花火男最中』は、人気漫画『ねこピッチャー』で有名な漫画家そにしけんじ先生が描いてくれた大曲花火男の最中の皮に、ご自分で皮に餡を詰めていただく楽しいお菓子です。

とうふかまぼこ、三杯もちはお好きな組み合わせで詰め合わせてお買い上げいただけます。
また、一口サイズの三杯もち(赤あん)の箱詰めや初めてご注文の方に最適なお試し小箱(とうふかまぼこ、三杯もち、あげまんの詰め合わせ)などもごお用意しております。

秋田・大曲の豊かな風土、温かい人々に支えられながら、つじやは郷土の味を守り伝えています。これからもご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。

2009年8月に移転・改築した「つじや中通本店(花火通り商店街)」は、当店初代・辻ジュンから連綿と百五十年間続く、秋田大曲の味を守り続ける「つじやのこだわり」を形にした、風情溢れる建物です。秋田にお越しの際には、ぜひ当店にもお立ち寄りください。

つじやの郷土菓子は、つじや中通本店、つじや楽天市場店(ネット通販)の他、各地のお取り扱い店にてお買い上げいただけます。
(中通り店舗以外では販売している品目に限りがあります。予めお問い合わせください)

つじやの歴史は現店主から四代前にさかのぼります。江戸時代末期に六郷から大曲に移り住んだ初代・辻ジュンは、この町きっての豆腐巻物の料理人であり、地主やお金持ちの家で催される大きなお祝い事の仕切りを頼まれる町一番の名人でした。そんな料理人だった初代・辻ジュンから始まった「つじやの郷土菓子(とうふかまぼこ・三杯もち)」は、地域に根付いた郷土菓子という歴史と、その独特な食感・美味しさが全国的に認められ好評をいただいております。

大曲・仙北地方の昔ながらの食文化を守り・伝えていくことが、つじやの責任です。この地方の食の文化を守り伝えるために、決して大量生産の高効率工業製品にしてはいけないと思っています。
だから今でも、心を込めて一本一本手作り。これからも変えるつもりはありません。私たちは味だけでなく、製造方法と職人の心も守っていくべきだと考えています。

『つじや』では、以下お問い合わせフォーム、お電話、FAX、つじやLINEにて、各種お問い合わせ、ご相談、ご予約等を承っております。